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胸腰椎椎体骨折で8級の後遺障害を負った70代女性が賠償金を2倍以上に増額した事例

依頼者

70代女性
 

委任の経緯

相手方の保険会社から示談案が提示された段階で,適切な金額であるかアドバイスを受けたいと当事務所へご相談後,ご依頼されました。
 

事故の概要

交差点での出会い頭の衝突事故(自転車と普通乗用自動車)
 

過失割合

被害者:加害者=3:7

 

後遺障害診断書における傷病名

胸腰椎椎体骨折

 

後遺障害の等級認定

「せき柱に中程度の変形を残すもの」として,8級

 

弁護士介入前の示談提示

850万円
休業損害は先に解決しており,それ以外の損害賠償額として提示された。

 

介入後の取得金額

合計1792万0872円
①物損:5万0400円
②人損:1787万0472円

 

手続き

任意保険会社と示談交渉
 

コメント

任意保険会社の対応に不信感を抱き,示談案が提示された後にご相談をされた案件でした。


任意保険会社との交渉では,被害者がご高齢という事情等から後遺障害逸失利益の基礎収入及び喪失期間の交渉が中心となりましたが,最終的に保険会社の当初示談案から2倍以上の金額で和解できました。


後遺障害等級認定がある事案では,任意保険会社の提示額と裁判基準で算定した損害賠償額との間に大きな差が生じることが多くあります。


任意保険会社から提示がされた後でも間に合いますので,一度,弁護士にご相談されることをお勧めします。
 

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