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センターラインをオーバーしてきた自動車と正面衝突し、併合14級の後遺障害を負った60代女性の事例

依頼者

60代女性
 

委任の経緯

後遺障害の事前認定の結果が妥当かどうかを相談され,その後の保険会社との対応について依頼
 

事故の概要

センターラインをオーバーし走行してきた加害車両と被害車両が正面衝突(自動車と自動車)

過失割合加害者:被害者=100:0

(保険会社主張は加害者:被害者=90:10)
 

後遺障害診断書における傷病名

頚椎捻挫,腰椎捻挫,胸骨柄骨折
 

後遺障害の等級認定

併合14級
頚椎捻挫後の頚部痛,背部痛,頭痛等の症状について14級9号
腰椎捻挫後の腰痛,臀部痛の症状について14級9号

 

弁護士介入前の示談提示

なし
 

手続き

示談交渉
 

取得金額

任意保険会社からの取得:237万7908円
 

コメント

症状固定後,事前認定で併合14級が認定されましたが,認定結果に納得できず,当事務所の出張相談会に参加されました。

画像所見,神経学的所見ともに異常がないことから,事前認定の結果は妥当と判断し,任意保険会社との示談交渉に当たりました。
物損の際は主張していなかった過失相殺を主張してきましたが,刑事記録に基づき反論し,被害者の過失割合0で示談することができました。

 

交通事故の被害に遭われた場合は,なるべく早期に弁護士に相談することをお勧めします。しかし,事前認定後や任意保険会社から示談案が提示された後でも弁護士に依頼することで,賠償額が増額することが多いといえます。
 

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